縦型雨水浸透施設とは
縦型雨水浸透施設とは
縦型雨水浸透施設とは、集中豪雨などによる冠水被害を抑制するために、
道路側溝や集水桝、街渠桝(がいきょます)などの排水能力を向上させる施設です。
一般的な雨水浸透施設に比べ、簡単な工事で設置できることが縦型雨水浸透施設の特徴です。
また、縦型雨水浸透槽にすることで、施設を地中の雨水が浸透しやすい層(浸透層)まで効率的に
到達させることが可能となり、簡単に排水能力を高めます。
近年、大型台風や集中豪雨等が増加傾向にあり、都市部では冠水対策が重要視されるようになりました。
そしてその対策の為、2018年頃から関東圏を中心に縦型雨水浸透施設の使用件数が増えています。
使用件数が伸びた理由として、縦型雨水浸透施設は短工期かつ低予算で施工できる為、
道路管理行政などでも採用され、多くの現場で導入されています。
縦型雨水浸透施設のメリット
●短工期
●低予算
●汎用機械での簡単工事
●発生する残土が少ない
●狭い土地でのピンポント施工が可能
●維持管理性が優れている ※製品による為公的技術認定製品推奨
公的認定製品例
【国土交通省NETS登録製品】
【公益社団法人 雨水貯留浸透技術協会 技術認定製品】
縦型雨水浸透施設:スティックフィルター
【スティックフィルター独自の特徴】
●樹脂製骨格の内側に透水シートを内蔵した新開発構造により工事の手間を大幅に省ける。
●上部フィルターは着脱可能。内部の点検・清掃が可能な為維持管理性に優れている。
●樹脂製骨格の内側に透水シートを内蔵した新開発構造により工事の手間を大幅に省ける。
●上部フィルターは着脱可能。内部の点検・清掃が可能な為維持管理性に優れている。